心から理解しようと努めてくれる人がいることは、人の生き方を楽にするもの
「その不安はいつからですか?・・・そう、1年前。
それなら、その不安が消えるまでそんなに時間はかからないかもしれないですね。」
未来への不安で押しつぶされそうになっていた時にカウンセリングでもらった言葉です。
そのときには、
「すぐにこの不安が消える?そんなことありえない。」
と思ったけれど。
カウンセリングを始めてしばらく経ったら、その言葉は本当のものになっていました。
心から理解しようと努めてくれる人がいること、ひたむきに思いやってくれる人がいる事って、
人の生き方を楽にするものなのですね。
でも、
「そうよ、わたしだけがあなたの理解者なんだから。」
とは、カウンセリングでは言わなくて。
わたしを理解しようと努めてくれる人たちが、
本当はまわりに溢れていたことを、気づかせてくれました。
押し付けではなく、わたしが自分で気づくまで、ずっと一緒にいてくれました。
そのことが、わたしにはとても嬉しかった。
気持ちが揺れることは今もあるけれど、その「揺れ」はどこから来るのか、
本当にそれは「揺れ」なのかを丁寧に確認させてくれるひととき。
わたしにとってカウンセリングは月に一度の大切なメンテナンス日です。
(30代 会社員)