カウンセリングはどのような経過をたどりますか?
元気がなく、声も小さかった方が、回を重ねるごとに生気を取り戻し、明るくなります。積極的に物事をとらえられるようになります。失敗をそれまでよりも恐れなくなり、実行に移していきます。立ち直りが早くなります。
考えがまとまらずに空回りしていた方が、心が整理されるに従って論理的に自分自身のことをとらえられるようになってきます。主観的なことと客観的なこととのギャップが縮まってきます。自分の現実を受け入れて、前に進めるようになります。
恐怖症やパニックで苦しんでいた人が、こだわっていた過去に向き合う勇気が出てきて、徐々にそのこだわりから解き離れていき症状が軽くなって行きます。
憎しみで苦しんでいた人が、自信を回復してくるに従い憎しみの感情から解放され、身も心も軽くなります。
周りの人や状況から受け入れられていないと感じ、無力感と絶望で、自分が消えてしまうのではないかと心細くなっていた人が、周りの優しさ、暖かさに気づいて頑張ろうという気持ちが持てるようになってきます。